旭山動物園~北海道紀行(3)~
家を眺望できるお墓参りをすませて、深川から1時間ほどで旭川へ。
中心部から少し郊外に、旭山動物園がある。
人口35万ほどの街に、日本最北の動物園がある。車以外のアクセスも悪いし、パンダやコアラのような人気動物もいない。動物園の定番のゾウもいなかった。
それでも、日本で最も人気の動物園で、平日の午後なのに、アジアからの来客者も多くて、北海道を代表する観光地のひとつになっているた。
テレビや映画でも、すっかり有名になったが、動物の見せかたが、魅力的なのである。映画『旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ』をみたことがあるが、確かにペンギンが空を飛んでいるようだ。
最近では、どの動物園や水族館でも取り入れられてきたが、ただ、動物を見せるのではなく、その行動などをみせる「行動展示」のさきがげなのである。自然な姿の動物たちとの距離がとても近く、下から眺めたり、横から眺めたり、人間のほうが、ドームに入っていったりと、なかなかおもしろい。
檻のない通路を渡るレッサーパンダ。オラウータンも、曲芸のような高さの綱を渡る姿を、真下から眺めることができる。17メートル上空だ。
また、エサやりも、単なる食事タイムというより、動物のパフォーマンスの時間として利用されている。
他にも、違った種類の動物が同じ場所で飼育されていた。サルとカピバラの組み合わせは、サルがときよりちょっかをだして、なかなか面白かった。
小さな檻に閉じ込めないので動物の種類はけっして多くない。が、工夫次第で魅力的にすることができるということだ。時には、動物を観ているホモ・サピエンスを観察することもある。楽しいかったです。
チンパンジーの親子。i子の名前は、ハルキ君。
カバのアサコと足の裏
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