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年忌法座

 亡くなった娘さんの五十回忌法要を、家庭法座として開いてくださる。

 一昨年の大会の時のご満座の全体会の時だったと思うが、ある先生が、「皆さんにも菩薩行ができます。どうか家庭法座を開いてください」と投げかけられた。

 翌朝、京都の同人から「娘に仏法を聞いてもらいたいので、ぜひ、家庭法座を開きたい」との電話がある。さっそくの反応がうれしい。もちろん、いきなりではハードルが高いので、若手の先生にお願いして、月忌参りのような形で、数回続けてもらうことにした。おかげで、いまでは、お子さんと一緒に日曜礼拝の常連になってくださるところまで、ご縁が生まれている。

 ほんとうは、50年までにはまだ数年ある。それでも、お母さん自身が、病気を抱えて、先の不安がある。亡くなった娘さんのお誕生日は、4月8日の花祭りの日。しかし、せっかくこの世に生を受けながら、わずか7日間で亡くなられた。「この子の妹なんてす」と仰る。あれ?と不審に思っていると、「双子で生まれて未熟児で、妹が亡くなったんです」と。

 一方は、これまでいのちを繋がれ、そして亡き人を縁として、仏縁を結ばれている。
 いのちの尊さ、不思議さを感じずにはおれなかった。
 

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