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3月の華光誌輪読法座

 講習会が終わったところで、その感想も分かち合う。
あの時に聞けなかった皆さんの声が聞けて、ぼくにはいい機会だった。

 さて輪読内容は、昨年の継職法要のシンポジウム「浄土真宗の可能性」の交流会の前半で、人間中心のカウンセリングの核心、ついで、浄土真宗との出会い、さらに真宗とカウンセリングの交流、もしくは両者の違いなどについて、Y氏の豊かな経験で語られている。
 ある意味、これも、現代において、世界への仏法(真宗)の拡がりのありさまであり、真宗の可能性を充分に語っているのだ。

 昔は、カウンセリング嫌いを自称されていたMさんが、「法座は、私にとって最高のカウンセリング(を学ぶ場としても)の場です。こんな場所なのに、みんな恥をかきたくないと黙っていたら、勿体ないですよね」の一言に、驚かされる。
 こちらが指導したり、動かしたりしていないのに、自然と感化されて成長されていかれるその姿をみて、ほんとうに法座は、生きた真宗カウンセリングの場だと実感。

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