卒業式
朝から強い雨。駐車場になる校庭は、ぬかるみ、大きな水たまりもできている。
今の式は、「螢の光」も、「仰げば尊し」もなかった。在校生の歌も、卒業生の歌も、馴染みのないものだった。担任の先生方も、派手な紋付きや袴で競うようで、このあたりも、ずいぶん様変わりしたように思える。
それでも、在校生と、卒業生が、コール&レスポンス方式で、送辞~合唱、答辞~合唱と、流れるように進んでいって、涙ながらの答辞に、回りの保護者も涙ぐんでいた。
これでこの中学校に来ることはもうない。
いや、もしかすると、子供の卒業式というものに、出席する最後になるのかもと思うと、ちょっとシンミリ。
たっぷり2時間、式らしいいい式だったが、子供に声をかけられないまま、列車の時間が迫ってきたので、心を残しながら、高山へ。
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