『ベイマックス』
スキー教室があって、下の子は筋肉痛で、休養。
上の子と一緒に、ふたりで映画に行く。
さすがに、『妖怪ウォッチ』の年齢ではない。昨年も、『アナ雪』や『マレフィセント』のディズニー映画や『思い出のマーニ』のようなジブリ作品を、一緒に観た。
ディズニーの新作 『ベイマックス』 東京とサンフランシスコを足したサンフランソウキョウという架空の都市が舞台。
愛する人を失った喪失の癒しと、再出発がテーマだ。
これは昔から映画素材になるが、最近は、亡くなった人が蘇ったり、生まれ変わったり、死者と交信ができたりと、来世と今生を行き来するような素材が多発しているのは、9、11や3、11の影響もあるのだろうか。もちろん、現実起こらない空想や夢を実現するのは、映画ならではである。
といっても、このディズニーアニメは、死者が蘇ったり、交信したりすることはなくてよかった。ちょっととぼけたケア・ロボットと、少年の交流と冒険を通して、愛する人の心に触れていくという映画で、憎しみや復讐ではなく、ゆるしと優しさに溢れた内容。
映画のあと、ふたりで通学用のリュックや本を買って、お茶を飲んで、しばしデート。
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