想定外の元日
元日の夜は、会食をすることが恒例だ。
名古屋の義兄たちが、急きょ来られなかったのは残念だったが、昨年、不調だった父も母や、今年は楽しみにしている。準備は万端。孫組3人は、着物で行くことにした。
外は、雪はまだ降り続き、大雪警報も発令されている。会館の前もこのありさまだ。
ちょっと不安になっていたが、タクシーはすでに手配済だ。ところが予約時間の直前に、配車が不可能だという電話が入る。まあ仕方はないが、連絡が遅くて、ここからバタバタすることになった。お店は、直前に人数の変更をしたばかりで、キャンセルは難しい。といって、車はだせない。お店も車も、早めに予約していたのに、こんなことになるとは想定外。
喧々諤々で、結局、大雪の中を歩くのは無理な両親は残り、あとは、近鉄と地下鉄を乗り継ぎ、歩くことにした。ぼくと、姉、そして子供たちの計5名という、珍しい顔ぶれだ。みんなせっかくの着物を脱ぎ、男物の黒い長靴という、格好は悪いが、実用を選んだ。
いつもの見慣れた風景とは、大違いだ。買い物や飲食客でにぎやかな繁華街も、四条通を一歩出ると、まるで深夜のように人や車もない。昨日まではごった返していた錦通りも、上の写真の有り様。
もっとも、子供たちは、大喜びで、雪の中をはしゃぎ回っている。
予定を40分ほどの遅れて、やっとお店に到着。楽しみにしていたのに、なんかすごーく疲れた元日となりました。
確かに非日常はわくわく面白いが、大人になると予定変更で困ることのほうが大きなー。それが年を取ったということやね。
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