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子どもたちの短い冬休みは、今日で終わって、明日から学校が始まる。
琵琶湖には、薄雲の合間に月が霞む。
新春だが、春には遠く、朧月とは言わないだろう。
静かだ。湖畔のさざ波の音だけが聞こえる。
月光に、雪がうっすら光って、輝く。
一闡提のアジャセ王の体の痛みを抜いたのは、釈尊の大慈悲心から発せられた、月愛三昧という、いわば清浄な月光だった。 ところが、目にものを見せられながらも、アジャセ王はまだためらう。「私みたいなものではダメだ」と。その時、王の背中を押したのは、善友、ギバの温かの言葉だったいう。ここに、絶対の救われる筈のない難化の者にも無根の信が生まれお膳立てが整うのである。南無阿弥陀仏
2015年1月 5日 (月) 日記・コラム・つぶやき | 固定リンク Tweet