伝統の重み-(a)お斎
二代目なので、伝統には乏しい僕には、由緒正しい寺院の歴史の重みは新鮮だ。
(a)お斎
長年、「おわん会」なる女性達が、お斎のお世話をされる。連日、昼、夜の2回もある。
飽食の時代、このやさしい味がごちそうである。子供が喜ぶような派手な料理はないが、昔ながらのレシピを護り、手間ヒマがかかっている。ゴマ一粒も炒って使われている。下こしらえも含める2日間かけての準備それるそうだ。
器も、昔から受け継がれたの漆塗で、手入れもたいへんでも、少しずつ修理をしながら、使われている。
それにしても、食べる方は10分もあれば食べてしまうのだか、逆に、それだけの世話のご苦労がこめられていることが、有り難い。
まるで称える時は、たった一口で、たいした値打ちがないように思う「南無阿弥陀仏」みたいなものだね。
夜食には、うどんまで、振舞われるが、一緒に、お仏飯のお下がりも、一口ずついただいた。こちらも大きな仏飯器。
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