12月の真宗カウンセリング研究会の月例会
12月の真宗カウンセリング研究会の月例会。
外は、氷点下で、風も強く、かなり体感的にも寒い。
担当者が学び、理解してきたロジャーズのカウンセリングを、自分の言葉と図式にして表明してくださったのが、新鮮で、面白かった。
今月の箇所で、次の言葉、姿勢に、深く感銘をうけた。
「どの個人も、ロジャーズによれば、その人にしか理解できないその人だけの私的な経験の世界を生きているということになります。
したがって、どんなに共感的で感受性豊かなセラピストであっても、他者を完全に理解するなどということは出来ないのです。
理解し難いものに対して試験的に近づいていこうとするロジャーズの姿勢、そしてまた理解し難いものに対する彼の敬意の念」
そのものが、行動療法のコンプレックス論や精神分析学の無意識についてのコンプレックス論などを受け入れるわけにはいかなかったのだと。
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