中仏の文化祭にて
昼からの法座までの時間、Rちゃんが通う京都山ノ内にある中央仏教学院(中仏)に向かう。実は、ぼくの母も、学校卒業と共に、この学院に二年間、寮生活で通った、中仏出身者である。
中仏の文化祭である。仏教の専門学校なのだか、高校と大学を足して2で割ったようなノリで、運動会や遠足もあり、文化祭も、大学の学園祭のようでもあり、高校の文化祭のようものであった。
下の子が看板をみながら、「保育園の集まりみたいやな。それに、南無とカルピスに見えるなー」といっている。ぼくには、どうみても、「南無 ピース」にしか見えないが、子供は、「カルピース」と言い張っている。
お点前の時間まで、舞台を観る。でもこれががっかりする内容だった。
オカマショー風に仕立ているのだが、これがトホホなのだ。
というのも、ネタがほとんど身内の楽屋オチなので、(けっこう年輩のおばちゃんたちも入っていたが)外部の人達は、みんな「ボカーン」状態で、ただ身内だけが爆笑している。このパターンはいただけない。せっかくの素材がいきてこない。ぼくにも関西人の血が流れているのだ。このレベルのお笑いでうけること自体、許せない。きっと、宗祖もお嘆きではなかろうか。ここは猛省し、精進しないと、これからの本願寺派
の将来はいかがなものかと心配になるのであった。
おいおい、そっちの心配かい!
でも、茶道部の皆さんも頑張っていて、Rちゃんもなかなかけっこうなお点前でした。I君もありがとう。袴姿、凛々しかったです。
まあ、お笑いのレベルは問題であったが、偶然、ゲートキーパーの研修で知り会った人に再会したり、お世話になっているお寺さまのお嬢さんにあったりと、知っている人も会えたし、写真を取ってもらえたし、出店も案外おいしかったりして、よかったです。
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