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広島支部法座in福山

Img_3121 教行寺の翌日は、広島支部法座だ。1年ぶりに福山での家庭法座である。  

 新神戸で「さくら号」に乗り換えて、福山まで。さらに、ここから在来線に乗って10分。松永駅でおりると会場はすぐ近くだ。Img_3130

 この会場も、4年目(4回目)だという。最初は、支部法座というより、年忌(法事)を兼ねて、親戚の方向けへの法座から始まった。

 ホールや会館の法座に比べると、家庭法座は、アクセスが不便だったり、会場が狭かったり、イスがなかったり、トイレが少なかったりと、公共の会場に比べると不自由なところも多い。それでも、公共のホールにはない良さがたくさんある。その家、家の特色があって、ほんとうに温かい。そしてお仏壇がある。その地ならではの親戚や友人といった参加者があるのもうれしい。第一、お念仏を申すことに気兼ねがないことだ。だから、家庭Img_3124法座に行くと、「おうちの柱に、皆さんのお念仏をしみこませてください」と申し上げる。娑婆往来八千遍。芥子粒ほどもお釈迦様のお命が捨てていない場所はないといわれるが、お釈迦様がお命が捨ててくださった地で、法の座が開かれるのだと、常々お聞かせに預かったいる。 「本願を信じて、念仏を申せばImg_3127、仏に成る」という歎異抄のお言葉をもとに、因である本願が成就して、南無阿弥陀仏となられたお心をお取り次ぎする。本願のおいわれを聴けば、信じるもまた、私の「信じる-信じない」という世間的な信用の信とは、意味が違うことがわかる。信じる心までも、阿弥陀様のもとで成就くださり、私に回向くださるというのである。

  座談会も、家庭法座を縁とした方が中心で、よかった。長年きいていても、今生事の喜びで留まって、後生の一大事を心にかけるというところがImg_3129お留守になってしまうものだ。そのあたりを改めてお聞かせに預かった。また、初めて御参りくださった方に、お心が響いていくのが、よくわかった。さっそく、11月の華光大会も全日程でお申し込みくださり、有り難かった。

 家庭法座のよさがでたご法座でした。

  帰路、福山城が、ライトアップされていた。

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