大分での九州支部法座
大分は油布市での九州支部法座。
新幹線で小倉まで。そこから特急ソニック号で約80分で大分駅。また在来線に乗り換えて、30分弱で会場につく。京都からは5時間はゆうにかかる。
大分での法座は初めてだ。開催には、大分の同人のSさんがご尽力くださる。この陣屋の村という宿も、娘婿さんが関わってくださっている。温泉は、レトロな雰囲気のする露天風呂も備えていた。
でも、今回は、別に珍らしい場所での法座が目的ではない。何十年前かにご縁をいただいながら疎遠となっていた大分の元同人や念仏者との出会いが楽しみだった。生きたお念仏を喜ぶ、念仏者の集いが、ここにはあった。日田の念仏者の皆さんだけでなく、少し遠ざかったおられた方へご示談もあって、有り難い法座となった。
さっそく、お礼状が届く。乾いた、ホコリだらけの私の、ご法話の法水が流れ込む、「聞きたい!」とい念になったというのてある。さっそく、華光大会のお申し込みである。
ところで、大分のお同行さんの想い出として、例のカエルの歌も話題に乗せた。(写真は宿の玄関のカエル)
1「口あけて 毒を吹き出す 蛙(かわず)かな」
2「水にいて 水を欲しがる 蛙(かわず)かな」
3「手をさげて 頭をさげぬ 蛙(かわず)かな」
4「腹見せて くみ上げられる蛙(かわず)かな」
必ずしも次第(順番)があるとは思えない。1の姿のまま、4へは摂取不捨されていくこともあろう。1まで出せさていただくことだって、尊いお育てではないか。
だからこそ、この毒を、如来様だけが喜んで受けてくださることを教えていただけるのである。
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