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お別れ

Img_2665 大分から広島の呉に向かう。恩師の葬儀に出席した。

 龍大大学学長や仏教伝道協会理事長、本願寺派の監正局長などの要職を歴任された先生のこと。先生を慕う大勢の弔問者で溢れている。  

Img_2666_2 法衣姿の方は、信楽門下の顔見知りか、お名前は存じあげなくても、どこかの集まりでお会いしている方がほとんどだ。龍大の先生方も多くお参りされていた。

Img_2668_2_2 お導師が、8月に広島の真宗カウンセリングで共に世話人したI師だった。一口だが、先生の思い出のご法話もいただいく。近代をくぐった教学の樹立と、人間の苦悩を救うべく実践活動、そして、常に反権力の姿勢を讃える祝辞やご法話が続き、先生のお人柄や功績を改めて偲ばせていただいた。

 先生が作詞された仏教讃歌の独唱が胸にしみた。

 しがらき たかまろ作詞

  み佛は
  いつわり多き うつし世に
  まことの光 照らしつつ
  嘆きいたみて 哭(な)きたもう

 み佛は
  まよいはてなき 吾がために  
  ついのよるべは ここなると
  み手をかかげて まちたもう

 み佛は
  人のいのちのおくふかく
  来りやどりて 今日もまた
  南無阿弥陀仏と喚(よ)ひたまう
  南無阿弥陀仏と喚(よ)ひたまう

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