素晴らしかった仏の子供大会
第63回の仏の子供大会も、盛会のうちに、無事、終えることができた。
今年は、滋賀県マキノ町のマキノ高原の山の家が初めての会場だ。でも、個人的には、何度もマキノ高原や施設を利用しているので、このあたりのことは詳しい。水泳も、箱館山の会場の時と同じところだ。
人数が少なかったり、途中までの参加者があったりした点では、淋しかったが、遠く、アメリカかの熱心な参加者もあって、集い自体は盛会だった。
特に、ご法の上では、担当した中学生~高校生の分級では、これまでにない真剣さで、ご法に取り組んでくれた。中学生の頑張りに、高校生ひきづられて、最後の分級座談会では、みんなが心を開いて、いままで閉ざされていた、より根のところの言葉を発せられて、みんなの心が動いて、自然と称名念仏となっていた。その姿勢はすばらしかったし、ぼく自身にとてっも、これだけ充実した座談の時間をもたせてもらったのは、何年かぶりだ。たとえ、スムーズに進行しようとも、ゲームでもりあがろうとも、また法話だけですばらしかったも、一人一人が、ご法と向き合わなければ、ほんとうの意味での仏の子供大会ではない。その意味でも、最終日の1時間は、密度の濃いつどいだった。大人の分級並というより、なかなか大人の座談会でも、これだけの時間はすごせないという内容だった。ぼく自身も、心をひらき、また率直に心をひらいて語ってくれた同行を前に、大慈悲心に触れさせてもらいながらギフトを贈ることができたが、仏さまの生きたお働きを喜ばずにはおられなかった。最後には、ぼくからも、すばらしい子供たちと仏法を語ることができて、「みんな、一緒にお念仏しくれて、ありがとう」と申さずにはなれなかった。
詳しくは、また折々に語っていきたいが、お手伝いの先生方や保護者の皆さん、そして子供基金なで協力くださった皆さん、もちろん、お子さんを送り出してくださった皆さんに、御礼申さずにはおれない。南無阿弥陀仏。
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