東寺万燈会と盆踊り
お盆。各寺院で、法要や行事が営まれる。たとえば、京都では、大谷祖廟の万燈会が有名で、大小1万個の提灯に明かりが灯る。
子供たちのお目当ては、夜店だ。
露店の数は少ないが、それでもスーパーボールすくいやスマッシュゲームをしたり、りんご飴やかき氷を食べるのも、楽しい。
下の子が、東寺保育園に通っていたので、ある意味、庭のようなものだが、盆踊りのことは覚えていないという。実は、1度だけ、それも6年ぶりぐらいなので、記憶もないのだろう。が、いろいろ話しているうちに、駄々をこねて光る指揮棒のようなものを買った顛末を、思い出した。同じ場所で、同じものが売っていたからだ。
人込みの中で、お世話になった保育園の園長先生ご夫妻を見つけた。休日にも、うちの子だけを預かってもらったり、わざわざバレエ教室を見に来てくださったりと、たいへんお世話になってきた。5年ぶりだが懐かしい。
さて、法要も終わり、吹奏楽の演奏も終わり、長者様のあいさつ(終戦の日ということもあって、自らの戦争体験にも触れて平和の大切さを語られた)も終わって、人出も多くなってきて、さて盆踊りということろで、急に雨が降りだした。最初は、降ったり止んだりだったが、強く降り出して、誰も踊る人がない。それでも、櫓の上では演奏と音頭が続いていたが、結局、20分ばかりで打ち切りとなった。雨が降るのは予報どおりだが、予想より早く降り出した。
雨は止みそうにない。自転車で来たぼくたちも、小ぶりを待って帰ることにした。夏なので、少々濡れても大丈夫だった。その後、京都市に、大雨・洪水警報がでるほどの雨になったことを思うと、この時の選択は正解だ。
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