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大文字送り火

 
Img_2105_2 屋上の風景は、年々変わっていく。

  小さいながらもi、妙法以外の4つが見えていた大文字も、大文字が見えなくなり、一番くっきりしいた船形もダメになり、とうとう左大文字と、鳥居形、2つになってしまった。しかも電線やビルの間で、不完全しか見えない。毎年、見ている熟練(?)した目でないと、どこにあるのか見つけられないだろう。

 
Img_2104_2 カミナリが、時折、空を明るくするのを畏れた下の子は、Rちゃんと早々に退散。しかし、伝統行事には興味のある上の子と、粘った甲斐があって、小さいながらクッキリと見えてきた。昼間の大雨で、点火までに時間がかかったのかもしれない。

 もう来年以降は、何も見えなくなっているかもしれない。
 結局、記憶というのか、思い出だけが残るのだろうか。

 

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