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山鉾巡行(前祭)(1)

Img_0334_2  『革命の子供たち』を京都シネマで見て、外に出たら、ちょうど巡行を終えた山鉾が、各町内へ戻ってくるところだ。

 新町通を下って、四条通に函谷鉾が戻ってくるところで、最初は、ちょこImg_0335とブログ用に写真を撮ったら、すぐに帰る予定だったが、結局、最Img_0337後まで観ることになったので、少し詳しくご紹介~。

  函谷鉾は、中国の戦国時代、斉の孟嘗君が、函谷関で家来に鶏の鳴声をまねさせて関門を開かせ難を逃れたとImg_0338言う有名な故事にちなんでいる。面白いのは、前懸が旧訳聖書を題材にした、16世紀のヨーロッパー製で、重要文化Img_0361財。それで、見送は弘法大師の筆という経文。神仏どころか、国の古典に、キリスト教と、国際色豊かなことだ。

Img_0377 綾傘鉾は、古い鉾の形だそうだが、子供のときにはなかった。六斎念仏との関係も深い。天女が、鮮やかで美しい。

Img_0393 菊水鉾も、復刻された比較的新しい鉾だ。屋根の形が、面白かった。

 鶏鉾も、中国の史話より取材、昔、唐堯の時代に天下がよく治Img_0426まり訴訟用Img_0440の太鼓も用がなく、苔が生え鶏が宿ったという故事に由来する。見送は、16世紀のベルギー製で、重要文化財。やはImg_0374り江戸時代に入ってきているらしが、国際色豊かだ。

 蟷螂山は、復刻された新しい山だが、からくり山で、車輪の動きで、かまきりが、羽根を動かしていた。

 いや、自分でも思ったより長くなった。ここで一休み。

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