修学旅行
長女が、東京への修学旅行から帰って来て、うれしそうに話をしている。次々と話題が尽きない。ほんとうに楽しかったようだ。
団体行動はなく、4名の班で、行き先も選択性で、たくさん回るらしい。しかも私服だ。
初日から、隅田川のクルージング、浅草寺とスカイツリーにも登り、水族館と盛り沢山。国会見学や上野の国立博物館、上野動物園。秋葉原のガンダムカフェが、チェックポイントというのだから、楽しそうだ。天気はいま一つだったようだが、逆に、ディズニー・シーのアトラクションには都合がよかったらしい。食事も、自由にお金を足して食べる。第一、宿も、旅館ではなく、ホテルなんだもんな。しかも、ディズニー・シーの中にあるもの。昔とは大違いだわー。
当たり前のことだが、同じ修学旅行でも、ぼくの時代とは比較する隔世の感だ。
ぼくが中学の時は、前学年が、東京で他校の生徒とケンカするなどトラブルがあって、一転、広島(原爆ドーム)経由の、山口の秋吉台と萩の旅となった。自宅から弁当持参したり、夜は海岸で全員でのフォークダンスもあった。なんか、古い時代やねー。
おみあげを、各自にひとつずつ買ってきてくれていた。ぼくには、なぜか浅草の草加せんべいだった。
ぼくは、父親に、お小遣いの大半をはたいて、「親思う こころにまさる 親ごころ 今日のおとずれ なんと聞くらん」の歌が入った二合徳利を買ってきたら、珍しく父が喜んだ。お気に入りの吉田松陰の辞世の歌だった。まったく意味を知らない偶然の産物だったが、「親思う こころにまさる 親ごころ」ー修学旅行の親の土産には、よく出来た話。
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