層雲峡~大雪山国立公園
記録的な猛暑だが、何か所か広場に、まだ大量の雪の塊が残っていた。もっとも、白くはなく、黒く濁っている。
青空が広がっているのに、なぜか上川町には大雨注意報が発令されている。近づくにつれて雲が沸き立ち、とうとう雨になった。稲妻も光っている。おかげで冷気が入って、気温が一瞬、下った。
日本一広大な国立公園である大雪山国立公園の北端に位置して、石狩川の上流には、何十キロに渡る雄大な景色が広がっていた。アメリカで連れていってもらったヨセミテ渓谷の風情である。
層雲峡とは、ちょっと聞き慣れない名前だと思っていたら、アイヌ語でソウウンベツ(滝の多い川の意)と呼ばれていたことから、「層雲」峡となずけられたと
いう。このあたりは、アイヌ語が語源の地名が多いようだ。
大函・小函と呼ばれる峡谷美が素晴らしい。石狩川を挟み、柱状節理の断崖絶壁が迫ってくる。
流星の滝、銀河の滝と呼ばれる120mの断崖からの滝も見事だった。
回りの観光客は、日本人より、アジアからの外人ばかりである。韓国、台湾、中国だけでなく、タイやムスリムの人達も多い。ただ、高山や京都と違って、白人の姿すくなかったのは、なぜかな。
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