ひとの、ひとの話を聞け~
朝、七の授業参観に出席する。最初、聖典講座があるので無理だと思っていたが、準備も早くでき、うまく帰ってこれそうなので、急遽、出席。
初夏の陽気。青空が広がる。琵琶湖の湖面もキラキラしている。田植えの済んだ田んぼを通る 風も心地よい。
土曜日の授業参加で、普通の勉強というよりも、今週あった、船で琵琶湖を周遊する宿泊(船上)体験学習について、3~4名のグループでの発表である。http://www.uminoko.jp/
ところが、どの教室でも、廊下に立ったまま入らない親も多い。母親同士で雑談をしているのだ。それどころか、教室の中のお母さん方も、こちらでも、あちらでも、おしゃべりが留まらない。小声の私ひ とりぐらいが、たくさんになるとかなりの騒音となる。子どもたちの発表は、声が小さいこともあって、後ろの席では雑音で聞き取れない。マジ、不快な気分になってきた。普通の授業ではないが、せっかく子どもたちが一生懸命調べてきことを発表す
るのだ。それを、わざわざ参観に来て、たった40分程度、子どもたちの発表を黙って聴くことができないのだろうか。まだ23歳という新米の若い先生は注意しようとしない。ぼくは、どうせ学校にも保護者にもしがらみのないので、「少し静かにしてください」と喉元まで出てきたが、一人二人のことではない。大声をやると、逆に迷惑かもしれないと、今回は諦めて、子どもの側に立って聴くことにした。おおー、終わり間際になって、着物姿の母親も登場。長女も着物だ。でも、わが子の発表、もう終わってますよ。
おしゃべりといえば、この前の継職祝賀会。あまりの盛り上がりに、司会者から、「いま祝辞を述べられていますよ」との注意もあったが、酒も入って皆さんご陽気に騒いでおられる。まあ、お酒の席、めでたい席なので、盛り上がるのは有り難いことだ。でもかなりうるさい。突然、悟朗先生がふらふらと立ち上がったかと思うと、マイクまで進み出て、「人が話している時に傾聴するのが、華光の伝統です。うるさくて一番前でも聞けません!」と、ビッシリと叱られた。騒いでいた皆さんもシュンとなった。あの一喝は、元気な先生の姿がみられて、ちょっとうれしかったかもしれない。皆さんがうるさかったおかげで、貴重な思い出になった。
とにかく「人が発表している間は、静かに聞きましょう」という当たり前の話である。
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