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永代経法要並びに継職奉告法要御礼

 3日間にわたる華光会の永代経法要並びに継職奉告法要も、盛会のうちに終えることができました。同人の皆様、たいへんお世話になりました。

 例年の法座の中日が、継職奉告法要法座でした。もうすでに継職は済んでおり、わざわざ法要を開く必要もないとも思いましたが、実際にこのような機会をいただき、華光会館の道場のご尊前で、灯火(法灯)のいただき、そして散華で讃えられ、有縁の法中や同人の証誠を仰ぎ、皆様と華光出佛を体感させていただいことは感無量でありました。また同様に、盛大な祝賀会を催していただいたことも、たいへん有り難く、身に余るほどの喜びでありました。

 いまだに言葉にならないほどの力を頂きましたが、真宗の可能性ということでは、いろいろなことにチャレンジしてみたいとの勇気を頂いた気がします。特に今回、ブッダ最後の言葉「師に握拳なし」のおこころを、法然さまや親鸞さま、そして伊藤や西光先生、もちろん悟朗先生の対人的態度に感じさせて頂きました。ぼくも、わが信を開いて自らの仏道を歩んでいきたいと思います。

 これも一重に、有縁の法中の先生方、ご苦労くださった役員やお世話の方々、そして、ご参詣の皆様のおかげであったと喜びにはおれません。それどころか、今回はこの場にはおられない物故者となられた多数の先輩同人、または疎遠となってしまった先達のお育てのおかげだったと喜ばずにはおれませんでした。その意味でも、皆様方の長年に渡るご教化の賜物以外のものは何もございません。

 言葉ではいい尽くせないほどの尊いご厚情を賜り、人間の言葉では「ありがとうございます」と頭をさげるしかありませんが、幸い、真実のお言葉を教えていただきました。ただ、
 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」。

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