熊本の桜とジェーンズ邸
法座が終わって、熊本市内観光が予定されていた。飛行機の時間までは、少しご一緒することにした。
昨年は熊本城http://karimon.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-b188.html、仏青の時は水前寺公園だったhttp://karimon.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-b6f0.html。
昨晩の大雨で、満開の桜は散りだしたが、それもまた風情があので水前寺公園でもいいなと思っていたが、K姉妹の入ったことがない水前寺公園に隣接にする熊本ジェーンズ邸に決まった。はあ? グラバー邸なら聞いたことがあるけばど、まったく聞いたこともない。昨年の大河ドラマ、八重の桜にも関係しているらしいが、ぼくは見てない。お仕事柄、県勢にも詳しいHさんから説明があって、だいたい分
かったが、それども、かなり?である。しかも、皆さん、参加されずに、結局、K姉妹と、ぼくという顔ぶれになった。聞法第一なんでしょうね。
同じ敷地には、熊本時代の3回目の夏目漱石の旧居もあったが、彼は、そうとうの引っ越し魔だったらしくて、4年間の間に、6回も転居している。この地では、、「我輩は猫である」のモデルにもなる書生が住んでいたという。
しかし、日曜日でも、訪れる人はなく、どうも暇なようすで、閉館の少し前なのに戸締りの最中だった。ユニークな館長さんが、わざわざご案内をくださったが、どことなくHさんに雰囲気が似ておられたなー。ありがとう。ここは、熊本初の洋館で、男女共学の最初の地と共に、西南戦争のときに、赤十字活動が認可された場所で、日本赤十字発祥の部屋も残っていた。(右の写真)。詳しくは、HPから引用して。
県指定の重要文化財でもあり、熊本洋学校に外国人教師・ジェーンズ氏を迎えるために、明治4年(1871年)に建てられた、熊本で最初の西洋建築です。5年間ここで生活をしたジェーンズ氏は、明治9年(1876年)の廃校まで教鞭をとり、自由・自主独立の気風や男女平等思想を教え、日本で初めての男女共学を実施したとされています。
また日本赤十字発祥の地としても有名で、洋学校関係の資料のほか、日本赤十字関係の資料も展示されています。
昨晩の大雨で、かなり散っていたが、それもまた風情があって美しかった。
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