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D_pca の会場のこと

Img_9235  今回お世話になったのは、本山のお膝元の一念寺さんである。本山門前町の由緒あるお寺で、隣の旧・京都市立植柳小は、たぶん西光先生の母校か。ここが会場になったのはM君のおかげだが、経緯に触れるとけっこう、いろいろなご縁となる。ともかく、真宗カウンセリング研究会のために、Img_9238 会場を提供くださったのだ。

  この通には、羽栗行道師のお寺や、ぼくの同級生の自坊もある。通名は、東中筋というが、もう少しだけ北に行って五条を抜けると、天使突抜け通り(町名もある)というとんでImg_9227 もない名前に変わる。この路は、秀吉による天正の町割りによるものだろう。
  このお寺の前も、いつも通られていただく。しかし、中に入らせていただくのは初めてだ。中に入って驚いたこImg_9230 とは、外の構えは小さいのに、前にも、中にも庭(坪庭)があって、奥が広いことである。いわゆる鰻の寝床だと縦に長いが、けっこう横にも広かった。また、少し奥まっただけで、静かであるということと、緑が美しいくて、とても気持ちのいい空Img_9234_2 間で、講義をきかせてもらった。
  学林町とは、龍谷大学の前進であるImg_9232林に由来する。江戸時代元禄年間のことだ。法衣店の角には、昔懐かしい町名の看板が飾られているもしている。もちろん、ご本山はすぐ目の前だ。

 お寺のなかには、石泉僧叡師の書があった!「本願名号正定業」という師らしい書であImg_9237る。

  ゆったりした雰囲気のなかでの、みのりある集いとなった。

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