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寒中仏の子ども大会~伝統~

 寒中仏の子ども大会が終わり、皆さんとお別れする。

 初参加で、お手伝い役の同人に、「どうでした?」と、感想を尋ねた。

  弾んだ声で、「すごーく 楽しかった! 日頃、子どもが近くにいないので、子どもたちのエネルギーをもらえたし、大会に流れる伝統の力を感じた」と、いきいき話してくださった。

 楽しかったのは、ぼくも同じで、それを聴いてうれしかった。同時に、やっているものは、ついつい当たり前になりがちのことだが、「伝統」という言葉に、改めて気付かせてもらって、力をもらったようだ。 

 今回は、事前準備や打ち合わせ不足を、心配していた。そのせいか、たいせつなの場面で、モタモタすることもあった。しかし、多少の打ち合わせ不足があっても補えたり、臨機応変に対処できる引き出しが多くある。たとえば、初先生役の高校生にしても、ゲームや司会をまかせても、そつなくこなすことができるのは、子どもの時の経験があるからだ。

 懇親会。同世代で、班長や先生経験のある子ども大会出身の方と話していたら、今回も参加している先生のお母さんのされた法話の話題がでた。滋賀県のM先生の奥様。かわいい女の子の腹底をめくると、おそろいし毒蛇がとぐろをまいてる絵だった。さすが、京芸出身の絵だと感心したものだ。それから、

 「悟朗先生、キャンプファイヤーで、「ギョ、チョウ、モク、モウスカ、モウスカ」のゲームを、よくやられたね」、という話題になった。

 ああ、懐かしいなー。

 でも、知らない人は、呪文みたいで、なんのことかは分からないという顔をされている。漢字で書けば、「魚、鳥、木、申すか、申すか」の合言葉の後に、「鳥(チョウ)」と指を插された人Img_8474が、鳥の名前を、即座に応えなくてとならない、ファイヤーの定番ゲームだ。そういれば、最近はやっていないので、いま世代の人達は知らないだろう。復活させるか。

 「昔は、Vの旗も、金メダルもなくて、『ぼんぼり』だったね。」

 ああ、もっと懐かしいアイテムが登場。これを知っているのは、40代以上の方限定だろう。

 ふと隣のImg_8534テーブルで打ち合わせをしている世話役の高校生、大学生世代を見渡す。2、3名を除いて、子ども大会の経験者で、親やおじいちゃんからの引き継いでる子もいる。

 時計の代わりに、木版がなる。モットーに、スタンツに、音なしの時間、追ハイ…、50年以上変わらない風景だ。

 でも、いちばん変わっていなのは、仏法の中味じゃないのかなー。地獄のスライドに、法話の内容、そして分級座談会。弥陀の本願まことにが、次の世代に受け継がれていくことが、いちばんうれしい。

 ここにも、連続無窮のお働きがある。

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