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福岡家庭法座

 福岡Y家の家庭法座。

 初日昼座は会計事務所、夜座はしゃぶしゃぶ「あり多」、そして翌日は、Y家自宅と、会場を移動しての法座となる。しかし、単に、会場が変わるというだけに留まらず、その場所ならではの特色が出て、そこでしか出会えない方が、法座に座ってくださったことが、なんとも尊かった。

 まずは、天神にある会計事務所が会所。今回は、九州支部だけでなく、広島組に、埼玉や京都からのお参りもあって、新鮮な雰囲気である。加えて、初めて連れ合いとご一緒くださった方、会計事務所の「ニュースレター」の案内をご覧になった初参加もあった。その初参加者に中に、なんと故大沼法龍師のお子様がご参加くださっていたのだ! 座談会での発言が、到底、初参加者は思えない的を得たもので感心していたら、案の定、深い仏縁のある方だったので、皆さんも、とても驚かれていた。

 以前、このブログを通じて、広島在住の三戸独笑師のお嬢様ともご縁が出来たことのである。残念ながら、その方も、昨年、高齢でお亡くなりになられた。大沼師が亡くなったのは昭和50年代。伊藤康善先生のご逝去6年後のことで、比較的に最近の方だといっていい。だから、お子様方もまだお若い。ご生前は、直接の交流は盛んではなかったが(過去の華光誌の年賀交換にはお名前出でいるが)、別のお子さまのお寺に、悟朗先生が布教に出られてご縁を結んでくださっていた方もあるし、お孫さんが、仏の子供大会に参加くださったり、また大沼師の敬行寺には聞法旅行でもお参りさせてもらい、たくさんの著書を贈呈いただいことがあったりと、あながちまったくご縁がないわけではなかった。もちろん、大沼先生のご縁から、華光にお出でになった方もこの九州法座にもおられる。伊藤師と同じ庶民的体験派の先達として、尊いご因縁のある大先輩なのである。

 ちなみに、三戸独笑師は広島にあって赤裸々会館(戦火で廃墟に)、大沼法龍師は福岡に親鸞会館、そして、伊藤康善師の流れを汲む増井悟朗師が京都の華光会館と、それぞれ寺院ではなくて、「会館」という名の念仏道場を展開されているのが、面白い。

 とにかく、会計事務所のニュースレターをご縁にした不思議な出会いに、興奮気味で、博多しゃぶしゃぶ「あり多」に移動していた。

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