華光誌終わり、ルンビニーに心馳せる
少し時間はかかったが、昨日、華光誌の本文データが完成し、そして、今日、年賀交換のページが、印刷所に渡った。不備の部分を調整して、表紙の見本を確認する。これで予定通りに年内発送をすることができる。投稿くださった皆様、ありがとうございます。
久しぶりに、表紙を一新した。
7年ぶりに写真バージョンで、まずはインド仏跡から再開することにした。前回のインド版は、昭和61年から始まって、インド仏跡、中国聖跡、そしてインドネシア遺跡など、ぼくの写真で飾った。開始からもう30年前近くたつので、初期の
ことをご存じの方も少なくなっただろう。前回は、第2回インド仏跡巡拝の写真だったが、今回は、第3回インド仏跡巡拝の写真を使うことになる。その後、シルロードの旅へと移っていく予定だ。
まずは、お誕生の地、ネパールのルンビニー園から始めることにした。
僕自身も約30年ぶりに訪れた仏跡で、インドの変わって驚いたところ、またまた変わっていなく驚いたところ、細々したところもふくめていろいろあったが、訪れた六大仏跡の中で一番変わったと思ったのが、釈尊の誕生の地、ルンビニー園である。公園として整備され、発掘調査が進んでいたりしたが、なんでも、日本の丹下健三氏のプランらしい(「インド仏跡巡礼」より)。
中央のマーヤー夫人堂も、白亜の小さな建物から、ネパール寺院に代わり、外壁も白からレンガ色そのままで、風情はいま一つ。とても緑豊かな、静かな場所で、釈尊の生誕当時の花園を彷彿させたが、いまや観光化されて、おみやげ屋がならび、リキシャーで参拝した。
ところで、ごく最近、日本が中心となって行っていたユネスコの発掘調査で、紀元前6世紀に遡るものとされ、これまで存在は知られていなかった木造建造物の痕跡が見つかったとの記事を読んだばかりだ。詳細は、今後の調査によるが、中央には釈尊誕生にまつわるストーン(右写真)もあり、ロマンをかきたてられるニュースだ。
http://www.kyoto-np.co.jp/country/article/20131126000169
さて、表紙は、Rちゃん、苦心のデザイン。年内ギリギリにお手許に届くだろうから、どうぞお楽しみに。
左写真は、中央の建物がネパール寺院風のマーヤー夫人祠堂。左手が、有名なアショカー王石柱、手前の池は、マーヤー夫人が沐浴につかった沐浴池。
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