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龍泉寺とお園同行~三河聖跡巡拝⑺~

Img_7319 三河聞法旅行も、最終日は、渥美半島に移動して、田原の龍泉寺一ケ寺。田原城の鬼門に位置して、出城の役割を担っているので、なかなか立派な外観をしている。Img_7320

 出発前の宿舎で、お園さんの問答や行実を通したご法話をする。園女は、徹底的に、仰せ(勅命)を信順することに徹しておられるが、ここでの仰せとは、そのままが信心だといっていい。しかし、その如来様の仰せに、たった一言「はい」の南無阿弥陀仏が、また難中此難。園女も自力疑心の強情に涙し、苦悩し、同時に、心開明を得た変わり目の鮮やかさを歌っておられる。これはかなり華光好み(?)といっていい。ぼくにとっても、この起承転結、中でも三番の「転」のところでの、自力への見切りをつけ、他力に帰するところが、わが身のところで一味として味わえるので、うれしくなってくる。この歌、最後に紹介しておきます。(『田原のお園さん』より引用)

Img_7322 さて、30年前は、知多半島から篠島で1泊して、船を使って渥美半島に入ったことを覚えているが、お寺の記憶はほとんどない。
 今回も、お寺の由緒や、お園さんの生活や結婚の行状、渡辺崋山とのつながりや、息子(鈴木春山)の偉業などの話が中心で、どうも肝心の真宗念仏のところはモヤモヤだ。
 それでも、ここでも華光同人のお念仏に感心してくださった。それに比べて、お東では称名の声が少ないImg_0703_2、ご門徒もなかなかお念仏しないと歎いておられた。日頃は称名念仏しない皆さんも、褒められると大きな声でお念仏をされるようだ。「もっとお念仏しない」と叱咤や命令をされると反発するのになー。どこでも感心され、お褒めくださると、ますますお念仏に励むのだあるから、まさに凡夫丸出しの自性。でも、それでも「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」と声に出して称えさせていただくことが、また尊いのだ。
(右写真、お花に左手がお園さんのお墓)

 お園さんの法味は、このお寺から発行されている書物で補わせてもらうことになった。「田原のお園さん」は、園女の法味が溢れる有り難い書。昭和63年の書物などで、30年前にはまだ発行されていなかった。ここでしか手に入らないようなので、わざわざ訪問する甲斐もあるかも、、。やはり現地に行って、座ってみないと、分からないこともありますから。

 一 疑ひよ ここをききわけて いんでたもう
     そちが居るゆへ 信が得られぬ

 二 疑ひに ここをのけとは 無理なこと
     胸をはなれて 何処に行きましょ

 三 疑ひよ 是非行かぬなら そこに居よ
     そちにかまはず 信をとるべし

 四 疑ひは 何処に居るかと 問ふたれば
     かわりに出て来る 念仏の声

 以上、7回に渡って綴った三河聖跡巡拝の旅もこれでやっと終了。
 ブログでの海外聖跡や聞法旅行で、初のコンプリート版となりました

⑴総括=http://karimon.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-1b10.html

⑵妙源寺=http://karimon.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-f1bb.html

⑶上宮寺=http://karimon.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/3-6106.html

⑷応仁寺=http://karimon.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/4-41af.html

⑸本證寺=http://karimon.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/5-092d.html

⑹西方寺=http://karimon.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/5-dba2.html

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