« 本證寺~三河聖跡巡拝(5)~ | トップページ | 西方寺と清澤満之師~三河聖跡巡拝⑹~ »

華光大会の御礼

 3日間、7座(一座と総会)の華光大会も、最後の全体会では、悟朗先生が、もうそのままが南無阿弥陀仏というお姿での生きたご説法で締めくくられ、先生を中心に、お同行が十重二十重に取り囲んで、お念仏の大合唱(合掌)で終わりました。

 お当番の日高支部や有志の皆様、またお世話の役員の皆様、ほんとうにお疲れさまでした。

 各先生方の法話も充実していたけれど、単なる充実だけでなく、(なんの打ち合わせもないのに)、それが次々とつながっていくのが、不思議でした。30代の講師が2名、50代が3名と、ずいぶん若返りました。もう誰も、伊藤康善先生の直接の薫陶を受けていない(先生と会ったとして、まだ子供だった)ものばかりですが、悟朗先生をはじめとする弟子世代の先生方(ほとんどここ数年で故人になられた)のご指南によって、私達も華光に流れる伊藤先生の精神を受け継がせてもらっているといえるのです。

 各分級座談会もなかなか充実していたようで、大会終了後も、数名の方から、心境の変化なり、喜びのお電話をいただきました。確実に、法水によって、澱んでいた水が、流れだしたことを実感。

 蓮如上人のお言葉ではありませんが、人数が多く集まっても、信心沙汰があり、お念仏の声が轟き、そしてご法を喜ぶ人が出なければ、仏法の繁昌とはいえないとするならば、今回は、大いにお念仏が繁昌した華光大会でした。

 法話のこと、総会のこと、その後の味わいなど、いろいろと感じましたが、いまは、「ありがとうごさいました。南無阿弥陀仏」と、御礼を申しあげるだけです。

|

« 本證寺~三河聖跡巡拝(5)~ | トップページ | 西方寺と清澤満之師~三河聖跡巡拝⑹~ »

法座と聞法」カテゴリの記事