猛暑のお盆参り
猛暑の中で、今年もお盆参りが始まった。
少しでも涼しい午前中に回りたいと早めに、宇治に向かう。朝から、路上に設置されている温度計は、とっくに30度を超えていたが、帰路には、38度になっている。その炎天下をバイクで走っている同行者の方を、何度もみかけた。いや、ご苦労さまです。
昨晩は、宇治川での花火大会があって、その余韻がまた残っていた。グルグルとヘアピンカーブを進む炭山という地区では、ちょうど一年前の宇治豪雨の爪痕がまだ残っていて、川と道路の復旧工事中。通行止めの箇所もまだあった。
『阿弥陀経』を、家族の方と勤行し、短いご法話。どのお家も、お子さんも一緒で、勤行も声をだしてくたさる。少し時間はかかるが、皆さんも、聖典を一心不乱(?)に漢字を追いかけて、あげてくださることが、尊い。今年は、『阿弥陀経』の簡単な解説を最初にしてたら、始めることにした。終わってからは、それに関連して、シルクロードのお話。阿弥陀経を翻訳された鳩摩羅什三蔵や玄奘さんのことを話す。西遊記や現地の風物のところだけは、皆さんも熱心に聞いてくださったようだ。
一旦、帰宅して、夕方からは、わりと近場の2軒。ここでは、聖典を持たれていたが、お声を聞こえてこなかった。それでも、家族で座ってくださるのだから、有り難い。強制ではないが、気長に、「ご一緒にお念仏申しましょう」と、毎回、お声をかけをしていくしかない。これが一歩一歩のお育てとなるのだろう。
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