京の七夕
夜、子供たちを連れて、京の七夕へ。鴨川の会場もあるが、堀川の会場へ。
二条城から一条戻り橋までを、堀川に降りて遊歩道沿いをそぞろ歩きする。
二条城も、内部の拝観はできないが、夜から無料開放されて、世界遺産のお城が、ライトアップされている。この地で江戸幕府が始まり、そして、ここで大政奉還されて江戸幕府は終わる歴史の舞台である。
堀川といっても、チョロチョロの流れる程度であるが、歴史的に由緒があって、平安京造営にあたって、川を改修して運河としたのが、堀川の起源だといわれている。実は、華光会
館の前にも、近鉄線沿いに、堀川は流れている。ぼくが子供のころは、開いていたが、いまは暗渠(あんきょ)になっているので、会館の前を川が流れていることを、知らない人
の方が多くなった。
川沿いをそぞろ歩きといえば、風流だが、堀川通を走る車の熱が、川底に籠もってくるようで、どんよりした暑さで、夜でも蒸し暑さい。この蒸し暑さが、京都の夏だ。
2年前には途中で、リタイヤした下の子供、今年は、元気に一条戻り橋まで歩く。平安京の造営にも遡る歴史があるが、息子の親を想う心が通じて死者か蘇ったエピソートが有名。その後も、鬼退治の渡
辺綱や、安倍清明の逸話など、近くの清明神社の合わせて、近頃は、京都でも有数のパワースポットして人気がある。といっても、橋自体は、小さなもので、近年に立て替えられたもの。
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