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真宗カウンセリングWSin広島

  東京法座を終えて、京都で「途中下車」し、翌朝、M先生と待ち合わせて、広島に向かう。
 法座ではなく、真宗カウンセリング研究会主催のワークショップだ。お寺さんにも出席してもらいたいので、お盆を過ぎた平日に2泊3日間で開催される。 

 今回から、ぼくが世話人の代表者となって、新人の世話人と組んで臨むことになった。日頃の法座の講師ではなく、世話人としての参加する。同じリーダーとしても、役割がずいぶん違う。世話人のことをファシリティターと呼んでいるが、個人やグループを促進する雰囲気を作りを担う役割がある。

 定員オーバーで、お断りをするほどの盛況ぶり。参加メンバーも新鮮で、半数以上が初参加者。しかも、ほとんどが初めてお会いする方ばかりだ。これまでは、華光同人が大半で、その中に広島の僧侶が加わるという構図だったが、今回は完全に少数派。しかも、これまでWSに無縁な方だったので、かなり緊張して参加されている方もある。

 それで、まずは世話人自身が、自分を開いて、自分自身でその場に座ってみることが肝要だ。日頃は、心が頑なもぼくも、法座が終わったあとは、温かで、やわらかで、開いている自分がいる。その点で、今日は、東京法座で、充分にウォーミングアップは済んでいて、かなり楽に導入ができた。

 なにより、みんなが心を開いて関わるには、その場が安心、安全であることが、第一原則だ。つまりは、ここで話されたことや起こったことを口外しないという当たり前で、今日ではブログやSNSに書かないというが加わる。もちろん、個人を特定できるような匂わし方もしないことであるが、これが守るのが難しい現状を、いろいろと見てきたのも事実だ。

 それで内容には触れられないが、3日間は充実した集いとなった。
 ぼく自身の新たな可能性に出会った気もするし、華光の進むべき道の一筋にも出会った気がする。
 こちらから、正解を教えたり、導いたりしなくても、参加者を信頼し、共にそこに座り、聞き合う雰囲気を造ることで、みんなが出会い、語り、聞き合って、たとえ発言のない方も、自分から大きな気付きをされていく姿に、改めて驚いたもした。

 同時に、聞くことの難しさを改めて教えられた。聞いているようで、実は、相手の聞いたことに反応したり、そこで起っている自分の微細(みさい)な心のうちを語っているのであって、実は、相手の言葉を聞いていないことに気付かせてもらったことは、大収穫だ。

 それにしても、表面的にはうまくいかいように見えても、こちらはジタバタしなくてもよいのだー。目には見えていなくても、それぞれの内面では、さまざまな心の動きがあり、成長すべき動きがあることも教えていただいた。この経験が、次の法座にもきっと生かせるとの予感もあって、充実の3日間を終えた。

 お世話の方々、参加の皆様、ありがとうございました。

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