盂蘭盆会法要
法座案内には掲載されない行事だが、お盆の一日、盂蘭盆会の法要を営んでいる。
毎年、一家族だけお参りがある。今年も、三世代でお参りくださる。お子さんも、お孫さんも、仏の子供大会に参加くださったことがある。
例年、父が導師をし、そのあとご法話を拝聴していたが、今年から、ここもぼくの担当となる。皆さん、昔は少しは仏縁があったとはいえ、はるか昔のことだ。最初に、一から簡単な作法やお念仏申すことの意味などを話し、『阿弥陀経』と、「ご和讃」「其仏本願力~」文を勤行する。そのあとのご法話では、『仏説阿弥陀経』について。内容もさることながら、この経題についても触れていった。
ここでの「仏」はどなたなのか。「阿弥陀」とは、どういう意味があり、どんような仏様なのか、そして、「経」には、どんな意味やお心があるのかなど、「経・教は、鏡なり」という善導さまのご文にあたりながら、実際に鏡をみてもらったり、少し丁寧なお取り次ぎをさせてもらった。
最初から、お経はご先祖のための追善供養のためのもので、漢文ばかりが並んで、私には無縁の難しくて訳のわからないものというのが一般的な認識だ。しかし、ほんうとはいま生きてる私の真実の姿を映し出す仏様の鏡なのであり、そのことを勤行のあと、「説教」を聞いて教え、お取り次ぎをいただくのである。真実の仏さまからご覧いただいた掛け値なしの姿をを教えていただくのである。説教が耳が痛く、嫌いなわけだなー。
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