中国シルクロードの旅
中国シルクロードの旅、18名が無事に、日本に戻ってきました。
アメリカから参加のKご夫妻は、いまアメリカに向かう機上の人ですが、日本の皆さんは、それぞれの家に戻っていかれました。
まず、華光同人の皆さん18名とすばらしい旅行ができたこと、ほんとうに楽しかった。ありがとう。トラブルも含めて、ほんとうにいろいろなことがあった7日間は、あっという間にすぎました。観るもの、聞くもの、触れるもの、感じることがさまざまあったほんとうに感動的な旅でした。
いや、ほんとうに遠かった。よくぞ遠路はるばる憧れの地まで訪ねさせてもらいました。日本では想像もできない壮大な大自然に触れました。広大な砂漠を何時間もバスを走らすと、僻地に巨大な千仏堂といわれる仏教遺跡(僧院)が広がっています。そこには色鮮やかな仏画が残されています。そんな遺跡を4ケ所-敦煌の楡林窟、莫高窟、トルファンのベゼグリク千仏堂、そしてクチャのギジル千仏堂をまわりました。やはり、敦煌は想像以上にすばらしかった。入場料とは別に、一人あたり、15,750円も払って、四カ所の有料窟もみましたが、どれも感動的でした。
また、玄奘三蔵様を慕って、トルファンの高昌古城跡で、阿弥陀経をお勤めしましたが、ほんとうに、三蔵様のお心が、ここに生きておられるという思いで、胸が一杯になりました。また、鳩摩羅什様のクチャのギジル千仏堂での勤行も、すばらしかったです。現地にたって、日本で絶対に想像できない、先達の命懸けのご苦労のおかけで、私に仏法が届いていることに、お念仏申さずにはおれません。
でも、すべて滅んでしまった遺跡です。インドのすべて仏跡も、その仏教が通ってブッタロードも、単なる遺跡でした。どれだけ目を見張るような美術品も、そこには生きた仏教はありません。
では、どこに仏教、大乗仏教が生きているのでしょう。そうです。私の中には、南無阿弥陀仏が生きて働いておられます。そのことを実感させれらる旅でした。形は代わっても、玄奘様たちのように働かせていただきたい。いや、そのことを体感させられた旅は、感動ともに終わりました。南無阿弥陀仏
各地の詳細は、2000枚も撮った写真と添えて、連載していきます。
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