御馳走
初日の夜は、法座ではなくて、懇親会だ。久しぶりに、博多しゃぶしゃぶのあり多で、ご馳走になった。店主の人柄のとおりの雰囲気のある、いいお店だ。
おしながきには、「無量」コースというものがあった。おお、さすが念仏者。でも、無量なので、限りがないのかといえば、120分とか、150分とか時間が決まっていた。いや、ほんとうの「無量寿、無量光」の無量(アミタ)は、阿弥陀様だけだという、深いお示しであろう。
でも、たっぶりお肉をいただいた。これだけ肉食をするのは久しぶりである。
楽しく懇親会が終わって、Y家の家族とご一緒に、スイーツで〆た。
「ニョロニョロ」+「モジャモジャ」がお出迎えする、ムーミン・カフェだ。
翌日のお昼は、ご自宅の近くにある、蕎麦の名店に案内された。
住宅街の真ん中に、隠れ家のようにそっとある。昼間の短時間だけの営業なのは、それだけ自信のあらわれ。通が絶讃する名店だそうだ。
しかしである。ぼくは、好き嫌いは少ないないほうだか、蕎麦だけはダメだ。アレルギーがあるので、調子が悪くなる。小学生の3年生までどうもなかったが、小児ぜんそくになって以降、調子が悪くなるので、ソバガラの枕も避けている。しかし、そこはよくご理解のうえで、もうひとつの名物である「天丼」を紹介いただいた。エビが2匹が乗っている。けっこうなお値段だったが、それに見合うだけの上品な味だった。人数分より、注文数がおおいとおもっていたら、Tさんは、蕎麦と天丼の両方で、大満足の様子。
というわけで、法座の内容よりも、食べることの方が、詳しい。殺生の話を、喜々として掲載して、浅ましいとも思わないのであるから、ほんとうに無明というのか、無慈悲というのか、どうやら煩悩に限りはないようである。
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