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水瓶座の集い

   真宗法座の集いの懇親会は、ちょっと嗜好を変えて企画ゲームをおこなった。半分は経験したことと、その場で思いついたオリジナルを加えた。これまた動いてみることがテーマとなった。

 まず、単純に1月1日を先頭に誕生日順に座って、座席を決めていく。生まれ年をいれると、年齢のことでややこしくなるので、月日だけでの順番だ。それだけでも、声を出して、他人と触れ合いながら確かめることになる。「私1月○日です」とか、「私の方が先、1月×日」などとやっている。それでもだいたいの目安はある。ぼくは2月10日生まれなので、たぶん先頭の方、5~6番目のあたりだと思っていた。しかし、そのあたりに進んでみると、思いの外、1月生まれが多い。じゃ、2月はというと、「2月1日です」、「2月2日です」、「私は3日」といった具合に、一桁台の人が連なって座っている。やっと、ぼくの10日が見つかったと思ったら、同じ2月10日生まれの方までおられる。しかも、そのあと2月生まれは半分を超えてもまだ続いている。結局、3月はなし、4月は1人といった具合で、あとは疎らなのに、今回の参加者は、1月、2月生まれだけで、6割の方もおられた。しかもそのほとんどが水瓶座に集中しているのだ。

 座席が決まったら、順番に「2月10日生まれの、かりもんです」と自己紹介する。そして、みんなが声を揃えて、「ようこそ、かりもんさん」とフルネームを呼びかけて、歓迎するのだか、これが思いの外好評。みんなに歓迎されると、照れ臭いような、でもうれしい気持ちで、童心の表情になっていかれた。

 そして、自分の長所を話すのだが、日本人は、長所というと「あんまりないですが」と口ごもられる。逆に、短所の方がたくさん出てくる。しかも、なぜか、「我慢強いところ」とか「真面目なところ」とか、「几帳面で凝り性」といった同じようなことを、水瓶座のものが異口同音にいっている。星座や血液型には意味はないのに、こう同じような性格を言い出したことで、みんなでちょっと感心した。

 こうして座席を動いてみると、前の人の顔ぶれも変わる。変わったメンバーで懇親を行い、ある程度の時間で座席変更のゲームを行った。偶発的に回りの顔ぶれが代わって、いろいろな人と楽しく分かち合ったり、懇親が出来た。動いてることで、いつもとはちょっと違う、和気あいあいとした懇親会だったのではないかなー。

 今回は水瓶座の、我慢強く、几帳面な方が多い集いだったことが、よくわかったし…。

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