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日高支部法座

Img_3805 支部法座は、土曜、日曜という日程で開かれるが、今回は、高の支部長さんの提案で、日曜、月曜の変則て開催。ただ、曜日が変わっただけでなく、これまで、土曜の夜が大人、日曜の朝が子供会という段取りの法座を、日曜日の昼・夜にまとめ、分散していた月忌参りを月曜日に、集中して回ることになった。

 荒れ模様の空を心配していたが、風は強くても、北部は心配したほどではなかった。ただ、夕方から急激に冷えて、夜はかなり寒かった。

Img_3808 子供たちはお参りしないが、せっかくの花祭りだ。大人だけでも、あまちゃを飲んで、お釈迦様のお誕生をお祝いした。年々人数は減っていくが、おもわぬお客様もあり、また夜には、壮年世代の野方もお参りくださって、うれしかった。

 昼座のご法話は、その花祭りに因んで、お正信偈の
  
「如来所以興出世 唯説弥陀本願海 五濁悪世群生海 応信如来如実言如来」
をいただいた。

 意訳の「しんじんの歌」では
  「教主世尊は弥陀仏 誓い説かんと生(あ)れたもう
  にごりの世にしまどうもの おしえのまことを信ずべし」
といことになる。

 お釈迦様は、教主であり、弥陀さまは、救主ということになる。では、二河白道では、どんな役割とお言葉がありますかとか、他の諸仏のお役目なんですか、なぜ、そんな大切なお釈迦様をおまつり(誕生仏の花祭りはするけどね)しないのですかなどと、具体的に問いを投げかけながら、おこころを味わった。

 ここは、歎異抄の第2章の「弥陀の本願まことにおわしまさば…」にも通じるところである。結局、私達は、阿弥陀仏の本願、南無阿弥陀仏のお心をお聞かせに預かるのであるが、漠然とした話ではなくて、しっかりと、それを、誰の言葉として、どうお聞きするのかを、伊藤康善先生のご指南を仰げ、懇ろにそのお心をご教示くださったおかけで、いまご法を喜べる身にならせていただているのである。

 このことは、最近、支部法座でもよく話しているので、詳しくはこちらで。

http://karimon.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/post-b285.html

 

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