オムライス
今日は、恩師の信楽峻麿先生の米寿記念祝賀会の予定だった。
さまざまな病気を抱えておられるのに、とても精力的に法話や講演活動をこなされている。出張前の伊丹空港で、ばったりお会いしたこともあった。2月には、アメリカ・カリフォルニアでも布教活動をされ、アメリカにいる子供たちも別院に聞きにいったようである。文字通り東奔西走は、驚異的なご活躍である。
昨年には、父の米寿祝賀に出席いただたので、楽しみにしていたが、1週間前になって、急遽、延期の連絡が届く。体調を崩されたらしい。早く回復され、延期された祝賀会でお会いしたいものである。
というわけで、空いた午前中に映画を1本。今週の4本目。『ぼくの中で、好き度では5本の指にはいるミヒャイル・ハネケ監督の、『愛、アムール』。
タイトルのようには、甘くはなく、老と死の問題を含みながら、静謐の中にも、なにかざわざわした感情が隠された、ある意味での名作。これは、2度見ないと、よさが汲み取れないなーと思われた1本。
今週は、単なるヒーローものにはない深みがあった『フライト』、文句なくおもしく、超スッキリしたタランティーノの『ジャンゴ』、そして故若松孝二監督の遺作『千年の愉楽』と、話題作や名作に当たった週で、かなり満足。
マノアマノでランチをする。久しぶりにこんなものを食べた。ほんとうは、祝賀会の御馳走を食べているのになと思いながら、ふっくらしたたまごの食感を堪能。
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