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九州支部法座in熊本

Img_3594_2 最近は、福岡での開催が定着している九州支部法座だが、久しぶりに熊本で開かれることになった。これも会所を引き受けてくださった蓮光寺さんと、支部長のSさんのおかげある。ご家族のご協力、お世話で実現しImg_3593たことである。ありがとう。

 蓮光寺さんは、仏青での法座があった以来なので、ぼくは約4年半ぶりになる。お寺の看板は(右手写真の灯籠の奥)、悟朗先生の書だ。旧華光会館のものといわば兄弟である。残念ながら、会館の看板は、いまは倉庫に収納されている。

 いつもの会議室のような会場とは異なり、お寺での法座は、格別な雰囲Img_3592気があって、いい。皆さんも異口同音で、法座の雰囲気がいいと言われている。
 中央のご本尊の阿弥陀様が、お迎えくださる。お寺の本堂は、なんの気兼ねもなく、勤行をし、お念仏申し、お説教を拝聴できる聞法道場なのである。きっと、本堂の柱や天井、畳などにも、長年の、多くの方々の、お念仏の声がしみ込んでいるからであろう。

 顔ぶれは、いつも支部法座常連に加えて、天草や熊本のご住職、それにご親戚のお寺さんや檀家さんも顔を出してくださったのが、うれしかった。特に、これまで法縁がないのに、Sさんのお友達が、自分のところで聞法してくれていた。たぶん、難しいことも多かっただうが、座談会でも、逃げ腰でも、建前でもない、聞こうという姿勢が、こちらにも伝ったきたのか尊かった。

 ご法話は、お正信偈を中心にした2席と、檀家さんには専門的すぎたかもしせれないが、最後は、五朗松同行の法語と、最近のぼくの法縁をからめた分かりやすい法話につとめたつもりだ。バラバラのようで、ぼくなりにはテーマがあったような気がする。仏願が具体的に私にまで届く、種々の善巧方便といってもいい。

 Img_3589ところで、初日は、昼座の後、短い休憩を挟んで、夜座ではなく、夕座が開かれた。休憩には、おぜんざいの接待があった。碗などが揃うのも、お寺ならではのこと。上品な甘さで、おいしかった。

 少し遅めの夕食は、親睦会を兼ねて、繁華街に出ることになった。熊本一の繁華街、下通(しもとおり)は、年度末の週末ということで、ずいぶん賑わっていた。道中が混雑して、皆さんなかなか揃わなかったが、気分転換にはいい企画であった。後に法座がないので気兼ねはないし、いつもの懇親会より早く始まる分、ゆっくりと飲める。せっかく熊本に来たのだからと、馬刺しを勧めてくださったが、生肉系は最近、やや苦手である。歳と共に、肉食が減ってきたのは、自然な流れでいいのかもしれない。ともかく、九州支部の皆さんと、楽しい時間を過ごさせていただいた。

 

 

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