責任・運営・事務局会議
責任役員の改選と、新しい運営委員会が発足したことを受けて、合同での会議。
北海道、神奈川、髙山、三重、福岡等々、遠近各地から、多忙の中、参集くださる。華光のおそろしいところは、本部会議にもかかわらず、交通費も食費も自弁に留まらず、宿泊費と称して参加費まで徴集するところだ。もちろん、懇親会も持ち寄りというのだから、すごい。参加費が必要な運営会議などあまり聞かないが、これも仏法のおかげ。すみません。そして、ありがとう。
あらためて、華光70数年の歴史と、宗教法人として華光会の規則や組織の確認も行った。なぜ、この会が起ってきたのか。どこに目的があるのかは、とても明確で、ひとりひとり信心獲得と、仏法(念仏)弘まれの精神にある。そのことを継続して華光会を支えてくれていること、役員は代わっても、その精神は、みんな心に受け継がれていること。そのおかげの上に成り立っていることが、改めて尊かった。
司会、書記の新副運営委員長のお二人が、場を仕切って進行されるのも、いままでにない積極性が感じられた。皆さんも、活発に意見を述べられたし、第一、運営委員長、責任役員とも開催までに、十分に打ち合わせや準備がなされていたので、とても安心して参加することができた。
会議は、華光会「規則」、華光同人会「規約」を確認した上で、責任役員の役割、運営委員会の構成と、その役割、そして事務局の構成と、その役割を確認したり、文章化した。いわば、運営委員会の運営の上でのルール作りが中心である。
同時に、同人の声を聞き、また決定事項を伝えていく仕組みとして、拡大運営委員会を規定していくことと。その延長では、広く懇談会のような集まりも可能なのかれもしれない。
今回は、参加の皆さんと、華光会の現状確認と、新たな組織作りの方向性を共有することができたのが、大きな意味があった。
個人的には、まったく予想していなかった展開もあって、ちょっとびっくりもしたが、とにかくひとりひとりが、どの立ち位置で華光会の運営に関わるのかを整理した上で、将来に向けての建設的な意見が多くよせられて、前に進むエネルギーをもらった感じがした。建設的な意見といっても、出来ること、出来ないこと(限界)もはっきりとさせることなので、単なる思いつきの提言や、総花的なきれいごとの羅列とは違うのである。
またこれは個人の問題点でもあるが、法人組織としての華光会の会員と、誌友や支部員、仏青会員のみ、さらには参詣のみの元会員を含めた広義の意味での華光があって、その広義のところで問題点を、しがらみや情の部分でもすべて華光会と混同していたことにも、気がついた。
もちろん、広聴と広報の活性化するその組織作りは、そう簡単なものではない。たとえば、会議での決定事項は羅列できても、この雰囲気、ニァンスを伝えることは難しいのと同じである。でも、批判や意見をおそれず、確実に、進むことは進んでいくしかないこともある。
といっても、これからもいろいろな難問や問題も起こってくるだろう。新たな提案も必要ではある。でも、本部がしっかりとスクラムを組んで進んで行ける、そんな勇気をもらえる集まりとなった。
結局、お前も、しっかりと腹を括って進めときだぞ、という貴重なメッセージもいただいたのであるから、それに応えて頑張っていくしかないのである。
2日間といっても、わりと短時間ではあったが、密度の濃い、充実した、意味のある会議ではなかったか。
参集の役員の皆様、ありがとうごさいました。
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