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修正会

 謹賀新年

 旧年中は、皆様にご迷惑やご心配をおかけしました。

 本年は、心機一転、鬼が出るか、蛇が出るか、どうせ腹底の本性からみれば、ロクナものはでないけれど、頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。

Img_3088 元日は、正月恒例の修正会である。どうも、今年のお正月は、寒い。それでも、京都、大阪、滋賀、奈良、兵庫の近畿一円に、愛知県や三重県からも、初お参りの方があった。

 一同でお正信偈と「現世利益和讃」を華光節でいただく。元旦に、皆さんと一緒に、尊前で声に出して勤行することだけでも、尊い気分になる。「御文章」は、ご法話の関係で「八万の法蔵章」を選んだ。Img_3090

 さて、ご法話の前に、悟朗先生のごあいさつ。実は、12月の半ばに、腎盂炎で40度近い熱が出た。あわてて、華光誌の最中で残業していたT君たちと担ぐように病院へ連れていった。週末の京都支部法座も欠席となった。だいぶ体調も戻って来ていたが、相談の結果、修正会の法話は外れて、最初に、簡単な新年の挨拶をすることになったのだ。

 ところが、短めの挨拶というのが、逆に難しかったようだ。

 「健康長寿・コトダマ日めくり」カレンダーを、ひとつ、ひとつ読み上げていく。NPO「昭和の記憶」が、市井の昭和史の記録として、90歳~100歳以上の高齢者の健康長寿の秘密を「一言」にして現したもので、たとえば、「人を恨んじゃいけん」とか、「人は人、自分は自分だすけ」、「生きているだけで幸せ」、「称えれゃ、気がやすらぐちゃ」、「無理しない、無精しない、粗末にしない」(101歳の方)といった具合だ。それを、31個を取り上げて、紹介された。それなりに長寿のひと達の言葉なので、滋味深いものもある。しかしである。ここには、家族や健康を大切にした今生の生き方であり、感謝の日暮らしはあっても、一言も「後生の一大事」はないのである。そして、なんの為の人生という問いもない。そのことを、しっかり抑えながら、真宗の要を、新年からご教授いただいた。

 ほんとは、10分程度の挨拶のあと、50~60分、ご法話をする段取りになっていたが、この法話だけで、50分近くなった。座談会の予定もあるので、急遽、ぼくの法話は取りやめることにした。

 新年、早々、打ち合わせ通りにいかないが、まあ、しっかりご法話をいただけたのが、有り難かった。臨機応変な対応よりも、長年、お伝えくださっていた、真宗の要をお取り次ぎいだく方が、本人もやりやすかっただろうし、皆さんにも、一風変わった切り口のご法話となって、よかったのではないだろうか。

 けっして、人数は多くはなかったが、全体での座談会の抱負や味わいの一言も、皆さんが、バラバラのようで、その心はひとつという、まさに白色白光、青色青光といった風情で有り難かった。

 とにかく、本年もどうぞよろしくである。

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