無料で愚痴聞きます
1年半ほど前から、松江市のカウンセラーに定期的にお世話になっている。離れているが便利なもので、スカイプで相談すると通話料は無料だし、不鮮明のPC画面とはいえ、対面的に話すこともできる。
しばらく休んではいたが、また先月から再開。今月のカウンセリングをお願いしたら、ちょうど龍大で学会発表があるので、その時に飲みましょうとのお誘いを受けた。
七条通りの暗い路地にあるリド飲食街の、いつものお店で飲む。二人で、飲むのは始めてのことだ。場所柄、カウンセリングとはいかないが、それなりに話も聞いてもらったり、ぼくの上に起っていることの率直な感想も聞けた。発達障碍への理解と対応、問題点などの話題が面白かった。確かに、発達障碍、もしくはその傾向がある大人の方への心構えができていると、ずいぶん、こちらが無駄なエネルギーを使わずにすむかもしれないなー。これは、今後のぼくの課題にもなりそうだ。その他にも示唆に富んだお話で、エネルギーをもらって元気になったが、カウンセリングではないので、御勘定は割り勘としてくださった。申し訳ないけれど、お言葉に甘えた。
先生と分かれて、京都タワー前の交差点で、信号待ち。横に、面白いプラカードーをもった一団が座っているのを発見した
寒空の下、2組ほど若い女の子が座って話を聞いてもらっている。
うん、新手の新興宗教か?、それともNPOか? よく分からないが、とにかく面白いアイディだと感心して見ていたら、目が合った。
「どうですか?」と勧められたが、たったいま、一流カウンセラーに話を聞いてもらったばかりだ。たぶん、傾聴的な聴き方をしてくれるのだろうけれど、守秘義務がどうなのかが分からない。名前が出さなくても、事例を、ブログやツイッターで面白おかしく書かれたり、批判されてはたまらないもの。要は、信頼感の問題。有料カウンセリングは、守秘義務のためにお金を払っているようなものだ。だから、優秀なカウンセラーほど、前の話を忘れて聞いてくださる。それに囚われない力があるからだろう。その点、素人は、重い話に巻き込まれて、反応してしまう。もし本人がそれに気付く力がない場合は、かなり困りものだ。
もっとも、今夜は無料の割り勘で、ずいぶん得をしたなーと思いつつ、「顔は撮らないけれど、写真はいい?ブログに書くよ」というと、あっさりOKし、見事ブログのネタになった。
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