« 日高支部報恩講 | トップページ | 『Japan In A Day』 »

虹の根元へ

 日本海側に属する豊岡(日高)の天候は、めまぐるしく変わる。京都が好天の時でも、時雨れたり、冬には雪が舞ったりすることが多い。

 それにしても、日曜日の天気は妙だった。

 雨が降ったり晴れたりはよくあるが、傘が煽られてダメになるほどの突風が吹いたりもした。法座の後、もう1軒残っていた月忌参りを終えたころには、半分青空なのに、雨が降るという狭間に入っていた。

Img_2862 高速は渋滞中なので、帰路は国道を経由していくことにした。すると、すぐ目の前にとても大きな虹が掛かっていた。虹の根元に向かって、車が走っているのだ。こんなに、両端ともクッキリ見えている虹は、丸2年ぶりだ。ちょうど華光大会の前だったので、よく覚えている。あの時は、湖面にかかる完璧な虹に興奮したものだ。http://karimon.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-d886.html

 あれから2年。またあまりにもImg_2860見事な虹に出会った。運転しながら、おもわず撮影したのが、上のの写真。フロントガラス越しにしては、うまくとれている。

Img_2856 以前、子供から、「虹の根元には、宝物が埋まっているんだよ」と、教えてもらったことがある。うん、素敵な話だ。

 その虹の根元に向かって、車は進んでいく。

 虹は、あいからず、クッキリ、ハッキリとImg_2864している。それどころか、外側にもぼんやりと掛かっている。二重の虹が見えているではないか。思わず、車を止めて撮影をすることにした。

 残念ながら、外側の虹はカメラには、ボーとしてうまく映っていないImg_2865が、2枚目の写真に少し痕跡が見える。

 この虹、全体が大きすぎて写真には入りきらなかった。

 20分たっても、30分たっても、虹はハッキリと見えている。車は、虹の根元に迫っている。ここには、どんなお宝が隠されているのだろう。

 しかし、山を越え、風景が変わっても、なかなか虹の根元にはたどりつかない。Img_2863_2

 風は強くて雲が、すごいスピードで流れていく。さきほどの雨で、空中のチリが流されたのか、とんでもない美しい青空が、雲の合間から覗いていきた。このまま、青空になるのだろうか。それでも虹はハッキリ見えている。

 40分ほどたったころだろう。青空の予感が、一転、真っ暗の雨雲が空一面を覆いだしたかと思うと、知らぬまに虹も消えて、雨が本格的に降りだしてきた。

 それからの2時間。雨は、弱まることはあっても、ずっと強く降り続いた。

 結局、どれだけ走ったも、虹の根元には行き着くことは出来なかった。

 虹も幻と消え、夕方5時にもなると、あたりは真っ暗闇に覆われていた。

 このごろのぼく自身の「こころの天気」を象徴した空模様。

 

|

« 日高支部報恩講 | トップページ | 『Japan In A Day』 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事