手紙
子供たちに、初めて真剣に手紙を書いた。
交換留学の母親について、1年間のアメリカ生活である。二人が不安であるのがよく分かるので、なんとも不憫ではある。書くうちに胸に迫るものがあって、何度も筆がとまる。
これまでの子供たちとの思いを綴るうちに、子供たちを励ましているようで、結局、これは自分自身への手紙だと思わされる。
ぼくも、どんなことがあってもくじけずに頑張るよと、二人に誓った。
子供たちからも、ぼくに手紙があった。一緒に勤行をして、短いご法話をした。お別れに、「南無阿弥陀仏」の屏風名号を渡す。
メンバーを替えながら何度か記念撮影をして、いよいよお別れだ。異国での生活はたいへんだろうけれど、どうぞ、1年間、無事に過ごしてほしい。
しばしの別れになるのだと思うが、みんなやはり涙になったなー。
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