吉崎御坊と山中温泉
寄り道ではなく、目の前を通るのだから、お参りしていくことにした。
それこそ、山中温泉に連泊した聞法旅行以来になるが、仏青や個人を合わせると、何度目になるのだろう。
子供たちにお参りさせたかったが、下の子は熟睡していて、降りないで寝ているという。仕方がないので、お山めぐりはやめて、東西の別院にお参りさせてもらった。上の子は、腹籠もりの聖教で有名な本向坊了顕師や、肉付きの面に
興味があったようだ。たぶん、この願慶寺が本家(?)だろうが、道中でも別な肉付けの面があって共演しているのが、おかしい。未見の新しい会館は、すでに閉館していた。
この北潟湖の風景は変わっていない。ここは蓮如の里である。550年たったいまも、蓮如上人のご教化のおかげで、観光地としての賑わいは
あるようだ。
そのまま山中温泉へ。静かな温泉街の風情と、やさしいお湯が好きだ。ここもまた、蓮如上人のご縁の地だ。こおろぎ橋から、聞法旅行では、おあさじをつとめさせてもらった蓮如堂まで歩く。薄暗くておぽえていなかたっが、神社の中にたっている小さなお堂だった。いまは亡き、日高のTさんが、ここで購入されたお名号をたいせつにおまつりされているのを思い出した。
蓮如堂だけでなく、碑文やゆかりのお寺など、ここもまたさまざまな形で、蓮如上人が偲ばれる温泉街だ。
ちなみに山中温泉では、初めて湯快リゾートの宿を利用してみた。部屋のサービスがない分、料金を格安にしてある。逆に子供連れだと、湖ズレ気楽でいい。料理はバンキングなので、食べすぎるきらいはあるが…。前日に比べると、かなりリーズナブルだったが、子供たち、こちらの方がよかったようだ。
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