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大遠忌法要の相談

 Rさん、法要担当のM師の3名で、大遠忌法要の打ち合わせ。

 その前後に、森達也氏や信楽先生の講演・対談交流会に目が奪われがちだが、華光会館での、大遠忌法要と記念法話が、いちばん大切な法要である。当日の勤行冊子の試作品を元に、記念品の相談、そして進行に関しても、かなり慎重に勧める必要があることがわかってきた。稚児行列はなくても、当日までに、リハーサルも必要だし、短時間に準備や会場整備、撮影などの段取りもかなり細かく見て行かねばならないのだ。

 行なう以上は、厳粛な雰囲気で、きっちりしたものを行なうけとで、三人の意見は一致した。そのためにも、事前の準備もかなり念入りに必要になってくる。前後の行事もある。宿泊もある。法中や参加者の混雑も予想されるなかで、いかに短時間で、しかも厳粛な雰囲気を造っていくのか。詰めれば、詰めるほど、難題や課題が明かになってきた。こまかく、事前の準備することもある。やはり相談した収穫は大きかった。

  その後、ハートピアの会場に掲げるために、Rさんが借りてきてくださった巨大な御本尊をみせていただくhttp://keko-kai-gyouji.at.webry.info/201205/article_3.html。ゆうに、畳三帖分あろ.う。立派な絵像である。それにともなう荘厳も必要になってくる。その段取りもあろる。ここもまた事前に一度セッテングし、当日は、テキパキと動く段取りが必要なようだ。

  終了してから、Rさんと酒場に出かける。今回の大遠忌法要も、彼が中心にいてくれればこそである。二人で飲みにいくのは、大学生の時以来。ということは、30年以上ぶりになるのかもしれない。A先生と一緒に、等持院に近かった(?)下宿先にも、遊びいたこともある。日頃飲まないウィスキーをしこたま飲んで、二日酔いどころか、三日酔いに苦しんだこともあった。 もうこの年になって、酒量は増えても、そんなに酔っぱらうことはなくなった。

  ぼくの目の前にちらつく難題、課題を聞いてもらい、意見交換。いろいろなことで心労をおかけしている。幸いなことに、彼の中にも、ぼくのなかにも、同じように一貫して流れている一味の心に触れ合える安心感があるのだ。苦しい時にこそ、信頼を寄せる法友がたくさん、ぼくを支えてくれていることに、ほんとうに感謝するばかりだ。つくづく幸せものであると、その身の幸を喜ばないとは、勿体ない限りだ。

  とにかく、おいしいお酒をいただきました。

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