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羅漢の里

Img_0783_2 寺院布教は、法話が終わると信仰座談会がないので、空き時間ができる。読書や原稿書きをしたり、周辺の散策をすることもある。

 近くに、羅漢の石仏があるとImg_0824いう。道々、案内標識が気になっていたので、何気なく、羅漢の里まで足を延ばすことにした。http://rakansan.com/

http://rakansan.com/stroll.html

Img_0809_2 夕方で、誰もいない。駐車場と思われるところに車を止めて歩きだすと、上から降りてきた車が留まって、ぼくを見ながら、近づいてこられる。もしかして、車の止める場所が悪かったのかなと思っていたら、「法林寺さんのご講師の先生ではありませんか」と、声をかけらた。以前の法話で、ぼくの顔を覚えていてImg_0811くれていたという。石仏の行き方を尋ねると、細かく教えてくださる。妙なところで、声をかけられたのだと思っていたが、実は、ここの管理をまかされているのだという。昼座は仕事で参れなかったが、夜は、前列に座ってご聴聞されていた。結局、この人は、懇親会も最後まで残られた、夜中の1時すぎまでつきあって(いや、つきあわされた)ことになるとは、この時点では思わなかった。

Img_0802 羅漢の里は、整備された公園になっていて、キャンプ場もあるようだ。ひっそりと、石仏がおると思っていたイメージとは、少し違う。すぐそこかと思ったら、けっこう山の中を入っていく。夕方で、誰Img_0820もいない。ときおり小雨も降って、足元もかなり悪い。傘を差し、革靴、背広で歩く場所ではないことだけは分かった。でも、せっかくなので前に進んだ。

 濡れ落ち葉で滑りそうになりながら、岩穴を抜けて歩く。せせらぎと、野鳥の声が気持ちいい。あとで、「マイナスイオンが沢山でてたでしょうね」と言われたが、確かに、天気と相まって、心Img_0799地よかった。

 途中に、小さなお堂もあって、仏様が安置Img_0830されていた。これも暗くて見えなかったが、写真を撮るとよくて写っていた。

まだ山頂もあっるが、ここて引き返すことにした。入り口には、いまでは珍しい、水車が動いていた。

  せっかくの石仏は、うす暗くてよく見えずに、残念だったけれど、思わぬハイキング気分を楽しめた。

 

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