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5月21日

 やはり早く目が覚めた。前日の小雨、予報は、曇りだったので、天気が気になっていたが、好天の部類だ。

 京都市は金環日食の北限だが、このあたりは1分足らずでも金環になる。フィルターがなかImg_8047ったので、カメラはうまくとれないのは分かっていたが、一応は撮ってみた。10㎝の反射鏡と、5㎝のボータブル屈折鏡が、倉庫に眠ったままだ。もう、観察の仕方も忘れた。日食そのものもだが、周りの変化にも興味もあった。その瞬間は、急に夕方みたいに暗くなるとか、気温が下るとか言われていた。しかし、ほんの1分ほどでは体感的にはImg_8091何も分からなかった。こころもち、暗くなったのかもしれない程度。時間差が、あるのでテレビでも観賞する。

 10分ほどしてから、七から連絡。「日食見えたか?」と尋ねたら、部屋にいて(寝ていて)見ていないという。いやー、せっかく学校で日食グラスを配ってもらったのになー。今からでも、部分日食は見Img_0917えると言うと、急いで、外に飛び出していった。よく時間が分からなかったらしい。ぼくも、もう少し備えていたらよかったなー。

 一仕事して、京都シネマに向かう。東寺近くでImg_0913人込み。今日、弘法さんで賑わっていたのだ。七条堀川の西本願寺まですすむと、巨大な仏旗がはためいている。親鸞聖人のお誕生日をお祝いする、宗祖降誕会が厳修されていた。朝から、日食のことしか頭がなくて、すっかり忘れていた。今年は50回の大遠忌にあたるのだから、90歳をくわえると、ちょうど840年前のことになる。40年前の800年の時には、盛大な法要が営まれている。

120506 映画は、ケン・ローチの息子、ジム・ローチのデビュー作。社会派映画『オレンジと太陽』を観る。なんと70年代まで続いた英国から豪州などへの、施設で保護されていた子供たちを、強制的、非人権的に児童移民させていた実態に立ち向かった女性の実話。善意の名でなされた非道を、声高に糾弾するのではなく、子供時代に大人によって虐待され、傷ついた大人たちが、「ほんとうの自分は誰なのか」を求め、悲しみ・苦しみを越えていこうとする者に、暖かく、厳しく寄り添うく姿勢が感動的だった。

 頬を涙が伝っていったが、しばらく流れるままに任せておいた。

 

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