京都水族館
春休み。週末よりも平日を狙って、京都水族館に出かけた。
受付で、2~3時間待ちもあると聞いていたので、開業時間の9時を目指した。おかげで、入場はスムーズ。1年間フリーバスがで、2回分料金でなので、年間パスを購入した。子供の分も合わせると、それなりのお買い物だった。
最初は、館内の混雑もそこそこといったところだ。すぐに、オオサンショウウオ。これが目玉のひとつとは、かなり滋味である。第一、じっとしているおられるものなー。特に、日本の固有種は大人しくて、獰猛で、繁殖力の強い、中国種に席捲されて、ほとんどが雑種になって、生態系が壊れてきたといのだ。ここも例外に漏れず、人間が自分たちの都合で食用に輸入したものが繁殖し
のだから、駆逐される外来種もたまったものではない。素人がみても、両者の違いは、簡単にはわからないけどね。
イルカのショーが始まるまで30分前なのに、「お急ぎください。満席になります」とのアナウンスがある。さすがに平日とはいえ春休みだ。ドンドン人が増えて、立ち見も出ている。
東寺の塔と新幹線が見えている。いつもの見慣れた風景に、イルカが飛ぶとは、まったく信じられない感じがすると、子供たちも興奮気味だ。ところが、楽しみにしていたショーが、ガッカリした内容。下の子が、「つまらない~」を連発して
いる。内陸型水族館にイルカショーは不要という声に配慮したのか、それとも準備がまだ出来ていないのか、イルカの生態を紹介をする以外は、ほんの少しジャンプがある程度で、あっという間に終わった。結局、待ち時間の方が長かった。しかも、かなり外国人も多かったが、生態の説明も日本語ばかりなので、ますますつまらないだろう。
それより、ぼくは、公園内で繰り広げられていた、なぞの集団体操の方を見て楽しんだいた。
館内に戻ると、お昼を前に混雑してきた。あっという間に、1周が終わったしまった。もう1周見て回ることにしたが、今度は、雑踏の人々を見るようなものである。エー、これが大水槽という規模だ。確かに、内陸型では国内最大級とあるが、内
陸型が少ないということで、海辺の大型水族館と比べてはいけないのだろう。
結局、真新しくてきれいという以外は、年パスを買ってしまったことを後悔した。子供たちの評判もいま一つだったが、梅小路に水族館が出来た事だけは不思議がった。それでも、子供たちはお土産を買ったら満足した。
中には、ゆっくり食事するレストランもないので、堀川通まで戻って、いきつけのカフェでランチをし、歩いて戻った。
ここまでは、散歩コースで足を延ばすこはもある。散髪に、大学にと、生活圏なので、年バスもけっして無駄にはならないだろう。今度は、平日の閉館前を狙ってみよう。
その後、あっちこっちで、いろいろな人と話題にしたけれど、皆さん、とてもくつきがよかった。物珍しさで、関心はあるということかなー。
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