大阪市立科学館
先月のキッズブラザに続いて、今月も、大阪市立科学館に、初めて出かけた。
大阪の中之島まで。JRではなくて、京阪を利用した。あまり乗らないので、2階建ての特急が珍しいと喜んでいた下の子だったが、すぐに熟睡する。初めて中之島線も利用して、1時間強で、到着した。
入り口には、西村真琴氏の学天則(複製)。『帝都物語』でも活躍したのを覚えている。
4階、3階と展示を見ていてるが、時間になって、お目当ての、プラネタリウム劇場での、全天周映像である。HAYABUSA -Back to the Earth- が上映される。満席で、長蛇の列だ。展示はなくても、これだけ見に来る人もあるようだ。口コミで、迫力ある映像だと聞いていたし、上映前も、気分が悪くなった場合の注意まであったが、ちょっと大げさだと、子供たちは笑っている。ところが、実際、メガネをかけないとみれない3Dなど比べものにならないほどで、まさに体が、宇宙船と一緒に動くの
である。子供たちは、いまでもイスごと動いたと信じている。以前、サントリーホールの3Dに感銘していたので、それを尋ねると、船酔いのように気分が悪くなって、頭が痛いと言う始末であるが、それほどの大迫力。内容は、はやぶさが、まるでいのちのある生き物ように、自らの力で奇跡の帰還をするまでのもの。
子供たちは、ゲーム感覚で遊べる展示を喜んでいたが、上の子は、、静電気と乾電池では、自ら人間電池になって電気をつけた。そして、虹を材料にした2つのセイエンス・ショーも見て、けっこう楽しそうだった。
発電のところで、走ったり、回したり、漕いだりしながら、電気を起こすことが楽しかったようだが、ぼくは、何気なく並べられた原子力発電の展示に興味をもった。原発の仕組みや、ウランについての提示もある。どう考えても、福島以前の感覚。1fフロアー全体が、電気のコーナーなのである。
そういえは、ビルの前には、国立国際美術館を挟んで、関西電力の本社ビル。なにか関係あったんだろうなー。美術館で、草間弥生の展示があったが、時間の都合で行けずに残念。
ちなみに、右は、に見えない放射線を可視化したもの。金曜日にみた映画(アンダー・コントロール)の冒頭と同じだった。
左は、ゲーム感覚の核分裂連鎖反応のシュミレーション。ひとつが弾けると、ポップコーンのように、次々と誘発されて弾けていくので夢中になって見ていく。しかし、わけも分からず、何度もみんな楽しんでいたけど、よく考えると、怖い話だー。
とにかく、子供たちは楽しかったようだし、ぼくもすっかり気分転換。
| 固定リンク
« 真宗の教相判釈(1) | トップページ | 一斉清掃 »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 4年ぶりの北海道(4)~旭川・川村カ子トアイヌ記念館(2023.02.02)
- 4年ぶりの北海道~深川市~(2023.02.02)
- 4年ぶりの北海道(2)~白老・ウポポイ~ (2023.02.01)
- 4年ぶりの北海道(1)~登別温泉~(2023.02.01)
- 願寿寺の紅葉(2022.11.24)