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大阪市立科学館

Img_7327 先月のキッズブラザに続いて、今月も、大阪市立科学館に、初めて出かけた。

 大阪の中之島まで。JRではなくて、京阪を利用した。あまり乗らないので、2階建ての特急が珍しいと喜んでいた下の子だImg_7313ったが、すぐに熟睡する。初めて中之島線も利用して、1時間強で、到着した。

 入り口には、西村真琴氏の学天則(複製)。『帝都物語』でも活躍したのを覚えている。

4階、3階と展示を見ていてるが、時間になって、お目当ての、プラネタリウム劇場での、全天周映像である。HAYABUSA -Back to the Earth- が上映される。満席で、長蛇の列だ。展示はなくてImg_7248も、これだけ見に来る人もあるようだ。口コミで、迫力ある映像だと聞いていたし、上映前も、気分が悪くなった場合の注意まであったが、ちょっと大げさだと、子供たちは笑っている。ところが、実際、メガネをかけないとみれない3Dなど比べものにならないほどで、まさに体が、宇宙船と一緒に動くのImg_7260である。子供たちは、いまでもイスごと動いたと信じている。以前、サントリーホールの3Dに感銘していたので、それを尋ねると、船酔いのように気分が悪くなって、頭が痛いと言う始末であるが、それほどの大迫力。内容は、はやぶさが、まるでいのちのある生き物ように、自らの力で奇跡の帰還をするまでのもの。

Img_7239 子供たちは、ゲーム感覚で遊べる展示を喜んでいたが、上の子は、、静電気と乾電池では、自ら人間電池になって電気をつけた。そして、虹を材料にした2つのセイエンス・ショーも見て、けっこう楽しそうだった。

 発電のところで、走ったり、回したImg_7253り、漕いだりしながら、電気を起こすことが楽しかったようだが、ぼくは、何気なく並べられた原子力発電の展示に興味をもった。原発の仕組みや、ウランについての提示もある。どう考えても、福島以前の感覚。1fフロアー全体が、電気のコーナーなのである。
 そういえは、ビルの前には、国立国際美術館を挟んで、関西電力の本社ビル。なにか関係あったんだImg_7287ろうなー。美術館で、草間弥生の展示があったが、時間の都合で行けずに残念。

 ちなみに、右は、に見えない放射線を可視化したもの。金曜日にみた映画(アンダー・コントロール)の冒頭とImg_7296同じだった。

 左は、ゲーム感覚の核分裂連鎖反応のシュミレーション。ひとつが弾けると、ポッImg_7322_3プコーンのように、次々と誘発されて弾けていくので夢中になって見ていく。しかし、わけも分からず、何度もみんな楽しんでいたけど、よく考えると、怖い話だー。

 とにかく、子供たちは楽しかったようだし、ぼくもすっかり気分転換。

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