盛り沢山~2月の仏青研修会
2月の仏青研修会。今回は、さまざまな理由で、企画が目白押しの集いとなった。一言でいうと、「盛り沢山」という言葉に収まるだろう。
このところ、端境期を向えて、ちょっと覇気のない仏青である。そのひとつが、これまでの中心メンバーが各地に散らばって、結婚から出産、さらには就職などの時期を向えたが、中心になるべき20代世代が、いまひとつ盛り上がらないところにある。それなら、赤ちゃん連れでも参加できるような法座にしようということが決まった。その呼びかに応じて、パパ・ママが新星3名のベィビーを連れて参加してくれた。道場に人が溢れる華光大会などの大きな行事では、かなり難しいものなー。
華光は小さな集いなので、それぞれが企画するなら、すぐにニーズに合った集いがもてる利点がある。これまでも、子育てママの集いなども、同人の発案で生まれた法座があったが、その子供たちもすっかり大きくなって、ちょっと一休みしていた。あの時は、完全な育児室やベビーシッターを頼むので、正直、お世話がたいへんだった。そこまで考えなくても、夫婦で参加して交代してもらったり、参加者が赤ちゃんと一緒でもOKだったら、主催者側の負担も少なくてすむ。
その赤ちゃんたち。 とにかくみんな可愛い
可愛すぎで、すぐ気が散るという難点もあったが、ベィビー大好きの長女が、ベビーシッターを買って出て、あやしたりもしていた。彼女曰く「夢のように幸せな2日」だったそうだ。しかも、偶然に、3人とも、一昨年11月生まれで、それぞれが学生時代からの友人ということもあって、和気あいあいである。1歳2ケ月は、やっと歩けるか歩かないかというヨチヨチあたりで、もちろん、まだおしゃべりはもう少し先の楽しみである。
おかげで、ずいぶん賑やかな集まりになった。仏青といっても、先生もくわえると、87歳から1歳まで、年齢差86歳もある集いになったからだ。
内容も、ずいぶん盛り沢山。初日は、ぼくがリードして、ブレイン・スートミングをしながら、仏青や日礼の問題点を改善するワークを行なった。昨年のサイコドラマではないけれど、温故知新で、久しぶりだが、かなり有意義だった。
2日目の午前中は、9月の大遠忌に向けて、映像作家の森達也氏を招待することになったので、その勉強も兼ねて森氏の映像を一緒にみて、分かち合った。動物実験のドキュメンタリーだったが、その後の分かち合いでも、問題提起もでて収穫があった。
昼座は、法話も30分行なって、あとは分級座談。2日間で、これだけ企画すると、いつものように、じっくり分級座談会で関わるというのは難しいが、たまにはユニークでよかった。通常は、いわば非構成的なグループが中心だが、今回は、構成的に行なったのであるが、こんな視点も大切だ。いま思い出したが、2月の仏青例会では、ゲシュタルトやボーディワークを核にした身体的ワークのみで集いをもったこともあった。あれから10年以上経過しているんだなー。あの時、学生だった皆さんが、今度は、パパ・ママで参加されている。ちょっと感慨深い。
盛り沢山で、しかもそれそれが濃い充実した内容。ブレイン・ストーミングのことや森達也氏の映像のことで、味わったことも多かったので、次回に少し踏めこんで触れてみたい気がしている。
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